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相場のヒント ピックアップ

第8回 「頭と尻尾はくれてやれ」をトレードに活用するには?

相場格言には投資家の揺れる心理を的確に表現しているものが多くあります。

2017年後半の上昇相場ですと「押し目待ちに押し目なし」や「もうはまだなり、まだはもうなり」あたりの相場格言がよく使われそうです。

または、これだけ大幅な上昇になりますと「頭と尻尾はくれてやれ」を使うかもしれません。

「頭と尻尾はくれてやれ」の頭とは天井(最高値)、尻尾とは底(最安値)を指すとされ「天井や底は誰にもわからないのだから、無理して狙わずに中身だけで満足しましょう」という意味の格言です。

今の相場に当てはめるなら、日経平均の天井がいくらになるか誰にもわからないのだから欲張らずに頭と尻尾はくれてやれ、になりそうです。

欲張らないで利益を確定するときにも使える格言かもしれませんが、この格言をトレード戦略に役立てるならば、少し解釈を変えた方がよさそうです。

トレードの基本は「流れに乗る」ことです。だから順張りが重視されます。

ただし、順張りだからといって、必ずしも高値を追いかけて買うという意味ではありません。上昇基調なら買い、下落基調なら売るという意味です。

「頭と尻尾はくれてやれ」に戻りますと、天井(最高値)、底(最安値)を狙おうとする売買は間違いなく逆張りになりますから「天底を狙うような逆張りトレードは難しいのだから控えなさい」と受け止めることも出来ると思います。

ではどうするのかと言えば、天井や底を越えて流れが変わる兆しを待ってから判断すればよいと考えられます。

ここで気付いて欲しいのは、「投資」ではなく「トレード」という点です。中長期保有を前提にした投資なら逆張りスタンスになってくると思います。

個人投資家は逆張り傾向が強いといわれますが、おそらくは投資的な考え方が重視されているからなのでしょう。

トレード的な考え方で日経平均の頭(天井)をくれてやると考えるなら、調整後の戻りで高値を超えられないなどの「トレンド転換のチャートパターン」の出現を確認してから、売りスタンスに切り換えても遅くないのではないかと思います。

関連リンク:株用語集でもっと投資格言を身に付ける
 

目次

第1回 今こそ知りたい「ブレイクアウト手法」の考え方
第2回 高値を買う基本は「ダウ理論」にある
第3回 日経平均を使ったダウ理論と高値ブレイクアウトの考え方
第4回 トレンドラインで押し目買いポイントを探る方法
第5回 上昇トレンド中の調整局面を基準にした、押し目買いの考え方
第6回 押し目買いは2通り?自分に合った戦略を使い分けよう
第7回 天井を示すローソク足を知っておこう
第8回 「頭と尻尾はくれてやれ」をトレードに活用するには?
第9回 心理的な節目の意味を知って投資に役立てよう
第10回 心理的な節目を売買に活かすなら?
第11回 知っておきたい「騰落レシオ」
第12回 「騰落レシオ」の意味と傾向をおさらい
第13回 「中段保ち合い」のチャートパターンとは?
第14回 「中段保ち合い」の代表的なチャートパターンとは?
第15回 「ボリンジャーバンド」に見る、強いトレンドを示す動き
第16回 波動をもとに高値目処を探す「N計算、V計算、E計算」とは?
第17回 高値を更新したら注目したいロール・リバーサルの動きとは?
第18回 移動平均線の組合せで何がわかるのか?

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