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相場のヒント

2017/05/16 更新

【5月16日】高値保ち合い継続の想定 2万円台達成に為替のサポートが必要な理由とは?

◆日経平均 日足チャート

20170516_nikkei

 

◆コア30指数だけが今年の高値を更新出来ていない

17日(水)の日経平均は、高値もみ合い継続で小幅続伸の想定です。

 

16日(火)の日経平均は、米国株高、原油高を受けて高値更新のスタート、19998円まで上昇したものの、2万円には届かずに伸び悩みました。

 

19998円まで上昇すれば2万円に届いたのも同然ですが、すっきりしないのが投資家の心理です。

 

昨日の日経平均のEPSは1329.97円まで増加し、PER15倍が19949円まで切り上がっていました。今日の終値は15倍を割り込んでいるので、PERから考えると2万円に届いてもおかしくない状況だった思われます。

 

しかしながら、今日の騰落レシオは145.74%まで上昇、25日線かい離率も4.29%と高水準なので、まだ過熱感が意識されているようです。

 

ただ、下がったら買いたいと構えている投資家は多そうなため、上値が重くともなかなか下がらず、方向感のない高値保ち合いがもう少し続く想定です。

 

一方、規模別株価指数を比較すると、コア30指数だけが今年の高値を更新できずに一番出遅れていることがわかります。

 

コア30指数とは、東証1部の時価総額上位30銘柄をピックアップした指数で、トヨタや日立、メガバンク3行などの日本を代表する超大型株で構成されています。

 

日経平均が2万円台に乗せて一段高して2015年の高値抜けに向かうのであれば、これらの超大型株の上昇が必要だと思われますが、実は日経平均の重しになっているのが現状です。

 

反対に中型株、小型株指数は、昨年末の高値を3月に更新し、今回の上昇で3月の高値も更新しています。

 

どうしてコア30指数だけが高値を更新できないのかを考えると、為替の連動性が浮上します。

 

ドル円相場は昨年末にかけて1ドル=118円台を回復して円高に反転してから、3月に115円、今回は114円と円安に戻ったときの水準を切り下げています。

 

そしてコア30指数の高値も12月がピークで、3月、今回と戻っているものの、わずかに高値を抜けられないので、為替に連動している動きがはっきり出ています。

 

為替が円安にならないとコア30指数が上がりにくいと考えると、日経平均の2万円台乗せから一段高するには円安のサポートが必要になりそうです。

 

反対に円安が進行すれば、コア30指数に採用されているような超大型株も水準を切り上げる可能性が高いので、日経平均が2015年の高値を更新することも夢ではないと思われます。

 

執筆者:市原義明

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