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2017/04/20 更新

【4月20日】フランス大統領選挙を控えて小動きの想定 

◆日経平均 日足チャート

20170420_nikkei

 

◆日銀のETF大量買い入れが日経平均の動きを鈍くさせている?

21日(金)の日経平均は、フランス大統領選挙を控えて小動きの想定です。

 

20日(木)は値ごろ感からの買いが優勢になったものの、大引けにかけて失速し、日経平均は4日ぶりの反落でした。

 

ただし、わずかに1円安でしたし、値上がり銘柄数も1000銘柄以上を保ったので、反落ともいえない結果でした。

 

明日は23日にフランス大統領選挙を控えた週末ですから、大方の予想通りで小動きの想定です。

 

一方、今週の日経平均の動きは反発というよりも下げ止まって横ばい程度ですが、騰落銘柄数は4日連続で値上がり銘柄数が多くなっているので、株式市場の実態は4日続伸になったと考えられます。

 

日経平均の戻りが鈍い印象ですが、日銀のETF大量買い入れの影響で過去の急落時と違った動きになっている可能性がありそうです。

 

騰落レシオが70%を割れたり、年初来安値更新銘柄が急増したり、マーケット全体はいつもの急落展開になったのですが、今回は日経平均の値幅があまり下がりませんでした。

 

「山高ければ谷深し、谷深ければ山高し」といわれるように、日経平均が値幅を伴った急落になっていれば、下げ過ぎた分だけV字反転したかもしれなかったのですが、日銀のETF買い入れで日経平均の急落を防いでしまい、戻りが鈍くなっているのかもしれません。

 

反対に日銀のETF買いが関係ない小型株は、急落してから急反発するV字反転の銘柄も散見されていますから、こちらはいつもの動きになっていると感じます。

 

日銀のETF買いが影響しやすい日経平均と中小型株は分けて判断した方がよいのかもしれません。

 

来週は3月決算発表前半のピークですから、決算を手がかりにした個別の材料は豊富になりそうです。

 

フランス大統領選挙の結果次第ですが、波乱がなければ個別株物色中心に移っていきそうです。騰落レシオはまだ70%台ですから、日経平均はそれほど上がらずとも、個別株物色から地合いが好転して欲しいところです。

 

執筆者:市原義明

 

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