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横山利香のスイングトレード入門講座

2016/04/26 更新

第3回 移動平均線で株価のトレンドと売買サインを見つけよう!

スイングトレードでは、株価が上昇、下落する動きに合わせて、数週間、数カ月程度で売買を行います。

 

株価の動きで分析を行うテクニカル分析を重視した取引方法になりますから、株価チャートの利用が不可欠です。そこで、今回は代表的なテクニカル指標である移動平均線について解説します。

 

移動平均線とは、日、週、月などで一定期間の株価の動きを平均化したものです。チャート上に折れ線グラフで表示され、株価のトレンド(傾向)を表しています。

 

代表的な移動平均線としては、日足の株価チャートであれば、5日、25日、75日、週足の株価チャートであれば13週、26週、52週、月足の株価チャートであれば9カ月、24カ月、60カ月などがあります。

 

例えば、5日移動平均線は、当日を含めた過去5日間の株価の終値を平均した数値を毎日つなげて折れ線グラフにしたものです。25日移動平均線は5日移動平均線よりも平均する値が長いですから、折れ線グラフは5日よりも遅れて、緩やかに表示されます。平均値を計算する期間が長いほど、折れ線グラフは滑らかに動きます。

 

20160426_MA

 

移動平均線は当日を含めた過去の一定期間の株価の終値を平均した数値ですから、株価に遅れて動くという特徴があります。たとえば、株価が上昇すれば後から移動平均線が上昇してきますし、株価が下落すれば移動平均線が後から下落してきます。

 

また、移動平均線は株価の平均値ですから、短期間の移動平均線は株価の近くにあることが多くあります。長期間の移動平均線になるほど、平均化する株価が多くなるため、株価と移動平均線の距離が離れることになります。

 

移動平均線では期間が違う2本の線がクロスする動きから、「買いシグナル」と「売りシグナル」の売買タイミングを分析できます。買いシグナルを「ゴールデンクロス」、売りシグナルを「デッドクロス」と言います。

 

ゴールデンクロスでは、期間の短い移動平均線が期間の長い移動平均線を下から上に突き抜け(クロス)ます。例えば、5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に突き抜けるとゴールデンクロスになり、買いシグナルとされます。

 

反対にデッドクロスでは、期間の短い移動平均線が期間の長い移動平均線を上から下に突き抜け(クロス)ます。例えば、5日移動平均線が25日移動平均線を上から下に突き抜けるとデッドクロスとなり、売りシグナルとされます。

 

◆ゴールデンクロス・デッドクロスの例(日経平均:5日と25日移動平均線のクロス)

20160426_nikkei

 

ただし、移動平均線にも弱点があります。移動平均線は株価の終値から計算して求めますから、移動平均線が株価に遅れて動く仕組みです。そのため、買いシグナルも売りシグナルも若干遅れて現れることが多くなり、シグナルが現れた時はすでに株価が反転している場合もあります。

 

移動平均線では、その向きや、移動平均線に対する株価の位置関係、クロスするタイミングを見ることで、株価が今後上昇するのか、それとも下落するのかを分析できます。他のテクニカル指標を併用して分析に利用すると良いでしょう。

 

次回は、スイングトレードの取引方法であるトレンド分析について解説します。

 

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