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投資格言

2015/07/27 更新

閑散に売りなし

閑散に売りなしとは、株式市場の出来高(商い)が少なくなって動かなくなったときに、不安になって売り急がない方がよいという意味の格言です。

この格言は市場解説などでもよく使われますが、本来の意味は「株式市場の底値圏」を指した格言です。

株価の動きが一進一退で横ばいになる相場展開を保ち合い相場と呼びますが、保ち合い相場が続くと出来高も徐々に減っていき、閑散相場になっていきます。

株式市場が大きく下がったあとは先行き見通しが暗いことが多く、こんなときに株価が動かなくなって閑散になると、投資家心理も冷え切ってしまいます。

しかしながら、冷静に相場を見ると株価は下がっていないので、売りたい投資家は売りきってしまっていることもあります。このような環境のあとに好材料が出ると一転して相場が転換することもあるので、動かない相場に焦れて売り急ぐことはよくない投資戦略であるとされます。

一方、上昇したあとの短期的な調整局面でも保ち合い相場になって商いが閑散になることがあります。こちらのケースも保ち合い相場から再上昇することもありますが、本来の閑散に売りなしとはイメージが違います。わずか数日間の出来高が低迷したからといって、閑散相場だというのも変な話しです。

また、閑散相場では「売りが出ないから株価が下がらない」という意味で使っていることも見られますが、この使い方は間違いです。

底値圏の閑散相場は証券業界にとって真っ暗な時期なので、反対にいえば相場が反転する転機も近い可能性があるという意味の格言と考えましょう。

 

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